政府、「地球温暖化対策計画」を閣議決定
発表日:2016.05.13
環境省は、「地球温暖化対策計画」が平成28年5月13日に閣議決定されたと発表した。平成27年7月17日に、2030年度の温室効果ガス削減目標を、2013年度比で26.0%減(2005年度比で25.4%減)とする「日本の約束草案」を決定し、同日付で国連気候変動枠組条約事務局に提出した。また、同年12月にフランス・パリで開催されたCOP21では、全ての国が参加する公平で実効的な2020年以降の法的枠組みとして「パリ協定」が採択された。今回の対策計画は、地球温暖化対策の総合的かつ計画的な推進を図るため、地球温暖化対策推進法第8条に基づいて策定する、日本で唯一の地球温暖化に関する総合計画。2030年度に2013年度比で26%削減するとの中期目標について、各主体が取り組むべき対策や国の施策を明らかにし、削減目標達成への道筋を付けるとともに、長期的目標として2050年までに80%の温室効果ガスの排出削減を目指すことを位置付けている。
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