山梨県など、太陽光発電による水素製造プロジェクトに着手
発表日:2016.11.04
山梨県、東レ(株)、東京電力ホールディングス(株)及び(株)東光高岳は、相互に連携し、CO2フリーの水素エネルギー社会実現に向けたP2G(Power to Gas)システムの技術開発及び実証研究を推進するため、2016年11月4日、協定を締結したと発表した。P2Gシステムは、再生可能エネルギーの電力により水素を製造し、貯蔵及び利用するもの。今回の協定は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として採択を受け、P2Gシステムの将来の可能性や技術課題の明確化等を含めた基礎的な検討に着手したもの。山梨県甲府市内の米倉山において、太陽光発電による電力により、P2Gシステム(水素製造量(計画値):年間45万Nm3)の確立を目指す。平成29年6月頃に予定されているステージゲート審査を通じて技術開発フェーズへの移行が判断されることとなっており、この結果を踏まえ、平成32年度末まで、技術開発及び実証研究を行っていく計画という。
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