JFEエンジニアリング（株）は、釧路火力発電所に、石炭・木質バイオマス混焼発電プラントを設計・調達・建設すると発表した。（株）釧路火力発電所は、電力エネルギーインフラの投融資を手掛ける（株）IDIインフラストラクチャーズ（東京都港区）が出資する特定目的会社。今回、北海道釧路市内に計画している最大発電出力11.2万kWの発電所に、JFEエンジニアリングが業務提携しているValmet社（フィンランド・エスポー市）の循環流動層ボイラが適用されることとなる。石炭焚専焼ボイラ発電と異なり、木質バイオマスや廃棄物等の多様な燃料からの発電が可能となることから、二酸化炭素排出量の低減が図られ、省資源、低炭素社会に貢献できるという。釧路火力発電所の商業運転開始は2019年中（予定）と発表されている。