神戸製鋼所など、国際標準に即した「船舶用バイナリー発電システム」の販売を開始
発表日:2017.03.28
(株)神戸製鋼所、旭海運(株)および三浦工業(株)は、船舶用エンジンに付属する過給機からの排熱を利用した「舶用バイナリー発電システム」の販売を開始すると発表した。3社は、過給機からの排熱により発電し、船舶の補助電源などに活用するシステムの開発を、2014年から進めてきた。2015年9月に、同システムの陸上試験に合格し、同年12月の実船搭載による海上試験において、目標であったエンジン出力7,500kW時に125kWの発電が可能であることが確認された。IMO(国際海事機関)採択を受けて、船舶のCO2排出量やエネルギー効率に関する国際的な規制発効が求められているなか、(一社)日本海事協会(NK)の認証を得たことを契機に、神戸製鋼所を窓口とする2019年度4月からの商品PR・販売の開始に踏み切ったという。
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