日本オラクル（株）は、家庭向け省エネレポートにより、省エネを意識したエネルギー消費活動への自発的行動を消費者に奨励する実証事業を実施すると発表した。同実証事業は、日本の主要5エネルギー事業者である、北海道ガス（株）、東北電力（株）、北陸電力（株）、関西電力（株）、沖縄電力（株）の協力のもと、公益業界向けクラウドサービスを用い、これらのエネルギー事業者が管轄する地域の計約30万世帯に、行動科学の知見とデータ分析を活用した家庭向け省エネレポートを提供するもの。各家庭のガスまたは電気使用量を同様の家庭のものと比較し、各家庭に合わせた省エネへの示唆など、エネルギー消費意識を高めるための洞察を含む情報を提供することで、消費者自身のエネルギー消費状況を理解し、自発的にエネルギー消費の無駄を減らす行動を起こすことを促すという。