大阪市は、「使い捨てプラスチック削減推進ポスター」の概要を紹介した。このポスターは、国連環境計画 国際環境技術センター（UNEP-IETC）および（公財）地球環境センター（GEC）と連携して、プラスチックごみによる海洋汚染が地球規模で広がっており、使い捨てプラスチックの削減に向けた積極的な取組みの一環として、普及啓発を目的に作成されたもの。同ポスターには、使い捨てプラスチックがもたらす影響として、1)環境への影響：土壌と水の汚染、生物多様性の損失、水路の詰まり、自然災害リスクの増加、2)健康への影響：有害物質の排出、病原媒介生物による疾患リスクの増加、食物連鎖の汚染、3)経済への影響：景観の悪化、観光業、漁業および海運業への影響、自然環境に蓄積したプラスチックごみを取り除くための将来的なコスト、などを呼びかけるデザインとなっている。同市では、事業所内での掲示やイベント等での啓発に利用を予定している。