環境省信越自然環境事務所、中央アルプスにおけるライチョウ雌の調査結果を公表
発表日:2020.05.22
環境省信越自然環境事務所(長野市)は、2020年5月22日、中央アルプスの駒ヶ岳で、国の特別天然記念物のライチョウの雌1羽が、今年も生存していることを確認したと発表した。ライチョウの雌は、2019年11月を最後に生存が確認されていなかった。今回、令和2年5月20日から22日にかけて雌個体の生存確認調査を中央アルプスの駒ヶ岳周辺において実施した。調査は、山岳ガイドによる現地指導の下、少人数で現地調査に入り、5月20日に北御所登山口から伊那前岳経由で登山し、5月21日にライチョウ雌の個体を確認した。同省では、この調査結果を受け、今後の飼育卵を用いた野生復帰事業については、当初の予定どおり令和2年6月初旬以降に実施する予定という。
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