愛媛県、2017年度の温室効果ガス排出状況を公表
発表日:2020.06.02
愛媛県は、2017(平成29)年度の愛媛県内の温室効果ガスの排出状況等を公表した。2017年度の温室効果ガス総排出量は2,088万9千t-CO2で、基準年(2013年度)と比べ14.3%(347万3千t)減少し、4年連続で減少した。また、温室効果ガス排出量(森林吸収分差し引き後)は、2,022万5千t-CO2で、基準年(2013年度)と比べ14.0%(329万4千t)減少した。この要因として、低炭素電源の利用拡大(再エネ及び原子力発電)、並びに県内の電力需要量が減少したこと等を挙げている。一方、平成30年度の県自らの事務及び事業に伴う温室効果ガスの排出状況は57,455t-CO2となり、基準年(平成25年度)と比べて2.5%減少したが、愛媛県地球温暖化防止実行計画(平成29年6月改定)の平成30年度までに基準年と比べて5%以上削減する目標は、達成できなかった。同県は、引き続き、温室効果ガスの排出量削減を進めるとともに、同計画の改定(令和2年3月予定)において、新たな目標設定及び対応策を検討するという。
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