愛媛県、2012年度(平成24年度)の温室効果ガス排出状況を公表
発表日:2014.10.31
愛媛県は、2012年度(平成24年度)の愛媛県内の温室効果ガスの排出状況等を公表した。2012年度の温室効果ガス総排出量は2,437万トン-CO2で、前年度(2011年度)と比べると9.1%増加し、基準年(1990年度)と比較すると27.7%増加した。前年度と比べて増加した主な要因として、伊方発電所が年間を通じて停止し、火力発電の稼動増により発電に伴う二酸化炭素排出量が増加したことを挙げている。一方、平成25年度の県自らの事務及び事業に伴う温室効果ガスの排出状況は58,955t-CO2となり、基準年(平成20年度)と比べて10.6%減少した。愛媛県地球温暖化防止実行計画では、平成25年度までに基準年と比べて6%削減を目標にしており、平成25年度の排出量はこれを上回る削減結果となった。今後の新たな削減目標は、年度内に見直すこととしている地球温暖化防止実行計画で設定する予定。同県では、今後も引き続き、温室効果ガスの排出量削減を進めていくという。
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