宇都宮市は、家庭用生ごみ処理機の補助制度を拡充し、期間限定で購入費用の9割を補助する。同市では、クリーンパーク茂原（宇都宮市茂原町）のごみピット火災（発生日：令和4年2月1日）を受けて、市民に対し燃えるごみ（焼却ごみ）の5割削減などを呼び掛けている。今回、家庭から出る生ごみの減量化・資源化を推進するため、クリーンパーク茂原が復旧するまでの間、「家庭用生ごみ処理機設置費補助制度」を拡充する。同制度ではこれまで「家庭用生ごみ処理機」などの購入費用の5割の補助を行っていたが、期間限定で補助率を9割（上限あり）とする。補助対象となるのは、非電動式生ごみ処理機、電動式生ごみ処理機の2種類。世帯当たりに補助する基数や補助上限額などの制限がある。なおクリーンパーク茂原は同年2月7日より資源物、不燃ごみなどの回収は再開しているが、焼却ごみの受入れの見込みは分かっていない。