沖縄県、西原町・中城村におけるPFOS等調査結果を公表
発表日:2022.04.15
沖縄県は、西原浄水場(中頭郡西原町)敷地内の湧水よりペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)等が検出されたことを受けて行った、浄水場周辺や隣接する中城村の地下水調査の結果を公表した。令和3年12月10日に中城村の農地(和宇慶土地改良地区)5箇所の井戸について調査を行ったところ、1箇所が暫定指針値(50ng/L)を超過した(PFOS等の合計値:52ng/L)。また、令和4年2月15日に西原浄水場周辺、西原工業団地内及び中城村の農地(暫定指針値超過地点の再調査を含む)の井戸水について調査を行ったところ、PFOS等の合計値が1,100ng/L(暫定指針値の約22倍)の地点を含む3箇所で指針値を超過したという。今後、同県は、西原町・中城村と連携・協力し、井戸水を飲用水として利用しないよう周知すると共に、発生源の特定や、地下水等モニタリングの継続等を行っていく。なお、同県の発表によると、浄水処理工程に湧水が混入することはなく、飲み水としての安全性に問題ないとのこと。
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