秋田・能代市、次世代エネルギースクールで人材育成
発表日:2023.10.26
秋田県能代市では、令和5年度「能代次世代エネルギースクール」を開催し、新たに8名の修了生が誕生した。同市は、国内でも有数の風況の良さを背景に風力発電の導入が進んでいる。平成25年には、資源エネルギー庁指定の「次世代エネルギーパーク」に秋田県で初めて認定、再生可能エネルギーを中心とする日本のエネルギー問題に関する教育も活発に行われている。同スクールは、風力発電などの再生可能エネルギーを学び、地域の魅力や仕事に関心を深めるきっかけづくりや、次世代を担う若者の地元定着に繋げる事を目的としおり、令和5年度は10名の高校生が参加した。参加者は、全6回の講義やフィールドワークを経て、最終講義で、参加生徒自らが風力発電を活用した地域貢献策をチームで考え、「風力発電を活用した地域貢献策」をテーマに、「能代港「海の駅」や風力発電の電力を活用して街なかを明るくする」取り組み等の提案を、同市長にプレゼンテーションした。参加した生徒からは、「施設見学では実際に企業が行っている事業内容を見て聞く事が出来て良かった」「今回の経験を活かし、将来は能代のまちおこしにつながる職業に就きたい」等といった声があり、能代市の次世代を担う高校生の地元定着の取り組みとして効果を発揮している。
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