国土交通省、日カンボジア気候変動ワークショップの開催結果を公表
発表日:2011.02.24
国土交通省は、平成23年2月22日(火)にカンボジア王国プノンペン都で行われた、日カンボジア気候変動ワークショップの結果を公表した。カンボジアでは、近年の気候変動の影響や、2009年の台風16号(ケッツァーナ)の来襲により甚大な被害を受けたこと等から、洪水対策、防災対策へのニーズが高まっており、発展を続けるプノンペン都市内での水環境問題が新たな課題として認識されている。同ワークショップでは、両国における洪水対策、防災対策及び水環境問題への対策について情報交換を行うとともに、今後の協力について意見交換を行うことで、両国の協力関係が一層強化された。また、気候変動への適応策・災害対策・環境保全に係る我が国の技術や経験に対するカンボジア王国の理解を深めることができた。これらの成果を踏まえ、今後も、カンボジア王国との一層の協力関係を推進するとともに、我が国企業等の海外展開を後押ししていくという。