(株)富士経済、東日本大震災後のエネルギーマネジメントシステム国内市場を予測
発表日:2011.06.02
(株)富士経済は、東日本大震災後のエネルギーマネジメントシステム(EMS)の国内市場を調査し、その結果をまとめた報告書「電力・ガス・エネルギーサービス市場戦略総調査 2011下巻:エネルギーソリューション編」を発表した。この報告書は、ASP/SaaS型EMS、中央監視システム(BAS/BEMS)、ESCOを取り上げ、東日本大震災後の影響を見た市場予測と参入企業の事業戦略を調査分析した。これによると、2015年度のASP/SaaS型EMS市場は、改正省エネ法への対策に加え、大震災後の節電対策に関する需要が増えることにより、2009年度比約10倍の145億円と予測されるという。また、中央監視システム(BAS/BEMS)市場については、2015年度に2009年度比約1.8倍の800億円と予測されるという。