日本学術会議、報告「資源循環型ものづくりを実現するための学術的指針-地球温暖化対策を主対象に-」を公表
発表日:2011.08.08
日本学術会議は、報告「資源循環型ものづくりを実現するための学術的指針-地球温暖化対策を主対象に-」を公表した。同報告は、日本学術会議機械工学委員会生産科学分科会での審議の結果を取りまとめたもので、学術の視点から「もの」が地球温暖化に及ぼす影響を体系的に整理し、「もの」の製造と使用に関する学術的指針を提案している。同会議では、同報告の作成にあたり、以下の検討・調査・報告を行ってきた。1)我が国のものづくり産業が直面している課題と対応策、2)学術的立場から解決していく上での視点、3)「資源循環型ものづくり」の科学的考え方と技術的及び科学的課題、4)コンバージングテクノロジー(CTs)、ライフサイクルアセスメント(LCA)、ファクトリーフィジックス(FP)の適用の重要性とそれぞれの概要及び学術的指針。