経済産業省、特許からみた日本の技術競争力を公表
発表日:2008.04.23
経済産業省は、平成19年度の特許出願技術動向調査からみた日本の技術競争力を公表した。平成19年度は、「ディーゼルエンジンの有害排出物質の低減技術」「ヒートアイランド対策技術」「メタンハイドレート」「自然冷媒を用いた加熱冷却」「固体廃棄物及び汚染土壌の処理技術」など、環境・エネルギー分野を中心に計12テーマの調査を実施。環境・エネルギー分野では、全テーマで日本勢の出願件数が日米欧中韓の中で1位であった。テーマ別では、「ディーゼルエンジンの有害排出物質の低減技術」で日本勢と欧州勢が拮抗。「ヒートアイランド対策技術」では、各国内での出願が多く国際競争は比較的少なかった。また、今後の商業化が期待される「メタンハイドレート」では、天然メタンハイドレートの関連技術で日本勢が1位(46%)、米国勢が2位(32%)に位置し、人工メタンハイドレートによる天然ガス輸送技術でも、日本勢が68%のシェアを占めた。
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