大阪市、平成23年度アスベスト大気環境調査結果を公表
発表日:2012.02.27
大阪市は、平成23年度アスベスト大気環境調査結果を公表した。同市では、市内15地点で平成23年8月9日から24日まで、アスベストの一般大気環境調査を行った。その結果、市内平均値は0.13本/リットルで、各地点の濃度範囲は0.056本/リットル未満~0.33本/リットルであった。この調査結果は、世界保健機関(WHO)の環境保健クライテリアに比べて、十分に低い数値であり、健康リスクは検出できないほど低い数値であるという。同市では、今後も、引き続きアスベストによる大気汚染の状況把握を行う予定。なお、WHOの環境保健クライテリアによれば、世界の都市部の一般環境中の石綿濃度は1本~10本/リットル程度であり、この程度であれば、健康リスクは検出できないほど低いとされている。
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