(株)LIXILとシャープ(株)、屋根一体型の太陽光発電システムを発売
発表日:2012.03.29
(株)LIXILとシャープ(株)は、屋根一体型の太陽光発電システムを共同開発し、2012年4月2日から発売を開始すると発表した。両社は、それぞれの経営資源を活かした新たな製品・サービスの開発を目的に、2011年8月に合弁会社 エコ・ライフ・ソリューション(株)を設立。今回発売する製品は、この合弁会社を含めた3社が共同で企画・開発した初めての商品となる。同製品は、モジュール自体を屋根材として使用可能で、屋根に後から穴を開ける必要がないため、雨漏りの心配を軽減し、一度の工事で施工できるのが特長。さらに、新築住宅の設計時には屋根全面をソーラーパネルにすることが可能なため、大きな発電量が期待できる上、建材一体型の特長である凹凸の無いデザイン性に優れた屋根に仕上がる。また性能面では、発電効率の高いシャープ製のモジュールに、LIXILが開発した「3重の止水構造」の取り付け部材を採用することで、高い発電性能と優れた防水構造を実現。さらに、モジュールの下には通風経路を設け、屋根の棟側から自然に排熱する独自構造となっており、発電効率の低下を防止するという。
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