中国環境保護部は、74都市(直轄市、省都等)および主要地域(北京‐天津‐河北地域、長江デルタ、珠江デルタ)における2013年5月の大気質状況を発表した。モニタリングの結果、74都市の大気質基準達成日数の比率は平均で60.1%、基準超過日数は39.9%(軽度汚染29.4%、中度汚染8.3%、重度汚染2.1%、極めて重度の汚染0.1%)であった。同年4月に比べ達成日数は3.4%低下、重度・極めて重度の汚染がそれぞれ0.2%増加した。主要な汚染物質はオゾンとPM2.5で、特にオゾンは日射増加と温度上昇に伴い大幅に増加したという。また大気質総合指数の評価では、石家荘、唐山、邢台、邯鄲等の都市は大気汚染が深刻で、海口、恵州、福州、珠海等は良好だという。地域別の基準達成日数では、長江デルタ、珠江デルタはそれぞれ60.7%、89.5%で国内平均を上回ったが、北京‐天津‐河北地域では、気象条件が悪く大気拡散が妨げられ2012年の同じ時期に比べ大気質が悪化、国内平均を大幅に下回る27.4%となった。
情報源 | 中国環境保護部(MEP) プレスリリース |
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国・地域 | 中国 |
機関 | 中国環境保護部(MEP) |
分野 | 大気環境 |
キーワード | モニタリング | 大気汚染 | オゾン | PM2.5 | 中国環境保護部 | MEP | 大気汚染物質 | 大気質 |
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