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 アメリカエネルギー省、2050年までの風力発電の展望を示した新報告書を公表

発表日:2015.03.12


  アメリカエネルギー省(DOE)は、風力発電の成長が経済・社会・環境にもたらす利益を具体的な数値で示し、同産業の2050年までの展望を示した新たな報告書「風力の展望:米国における風力発電の新時代」を公表した。DOEはこの中で、発電用地と送電の開発を進めながら技術の向上でコストを削減していけば、風力発電による再生可能な電力を経済的に供給することが全50州で可能であるとしている。風力発電への投資により国内では2013年に推計で5万人超の雇用があるが、報告書は、2050年までに関連する諸産業で60万を超す雇用が創出されると予想している。また、健康や環境面の利益も強調しており、2050年までに温室効果ガス排出を123億トン以上削減できるうえ(経済価値にして4000億ドル)、電力部門全体の累積経費を1490億ドル軽減できるという。報告書は風力産業の将来図を描くほか、風力の可能性を国のエネルギーポートフォリオに最大限に利用できるよう、業界や研究機関等が講じ得る行動のロードマップも示している。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 環境総合
キーワード 風力発電 | 再生可能エネルギー | アメリカエネルギー省 | DOE | 温室効果ガス | 電力 | 雇用
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