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 国際熱帯木材機関、天然資源の保護における教育の重要性を強調

発表日:2022.10.04


  国際熱帯木材機関(ITTO)は、同機関および国連食糧農業機関(FAO)、国際森林研究機関連合(IUFRO)が第26回FAO林業委員会で発表した共同報告書「森林教育に関するグローバル・アセスメント」で、森林を含む天然資源の保護における教育の重要性を強調した。国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた各国の取り組みにおける森林の貢献を最大化するためには、十分に訓練を受けた森林部門の労働者、起業家、専門家、政策立案者など、そして十分に情報を得た市民が必要である。しかし、森林教育が地域社会や労働市場のニーズに合っていないことが多く、森林や森林管理者・政策立案者の重要性が低く評価されている。同報告書は初等、中等、職業訓練、大学などを対象とした森林や樹木などに関連する教育と訓練を取り上げている。伝統的な森林関連の知識も含めた高品質で広く利用できる森林教育は、森林や樹木が社会的、環境的機能を果たすために不可欠であり、森林部門における目的への適合性のための重要な要素である。

情報源 国際熱帯木材機関(ITTO) ニュース
国・地域 国際機関
機関 国際熱帯木材機関(ITTO)
分野 環境総合
キーワード 国際熱帯木材機関 | 国連食糧農業機関 | 労働者 | 政策立案者 | SDGs | 森林教育 | 国際森林研究機関連合 | FAO林業委員会 | グローバル・アセスメント | 労働市場
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