国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC)が支援する「生物多様性指標パートナーシップ」(BIP)は、生物多様性に関する世界目標達成の進捗評価に必要な指標の不足を埋める作業の成果として、新たに30指標を追加した。生物多様性は自然が人間に提供するサービスを支えており、生物多様性指標は、持続可能な開発目標(SDGs)(陸・海域の生物、貧困撲滅、気候変動等の関連目標)及び生物多様性戦略計画2011-2020の愛知目標の進捗評価に欠かせない。BIPは2015年から指標の不足を埋める作業を進め、この追加で指標数は60以上となった。そのうち13指標がSDGsの公式指標(生物種の保全状況の傾向、生物多様性重要地域の保護率、湿地面積など)で、他の指標もほとんどがSDGsに関連している。またBIPは愛知目標とSDGsに対する指標の相乗効果が把握できる一覧表を作成。国レベルで使用する際の適切な指標も特定でき、生物多様性条約の第6次国別報告書やSDGsの自発的国別レビュー等の作成に役立つという。
情報源 | 国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画 世界自然保全モニタリングセンター(UNEP-WCMC) |
分野 | 自然環境 環境総合 |
キーワード | 生物多様性 | 生物多様性条約 | 生物多様性戦略計画 | SDGs | 国連環境計画世界自然保全モニタリングセンター | 生物多様性指標パートナーシップ |
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