環境省は、平成20年4月下旬~6月上旬にかけて地方公共団体が実施した水浴場水質調査の結果を公表した。調査の結果、対象となった841ヶ所の水浴場すべてが、水浴場として適当な水質(「水質C」以上)であった。特に、水浴場として良好な水質である「適」(「水質AA」又は「水質A」)の水浴場数は、702ヶ所(全体の83%)であった。なお、調査対象項目は、「ふん便性大腸菌群数」「油膜の有無」「化学的酸素要求量(COD)」「透明度」とし、その他の参考項目として「水素イオン濃度(pH)」「病原性大腸菌O-157」についても調査を実施した。病原性大腸菌O-157については、調査を実施した738ヶ所の水浴場すべてにおいて、不検出であった。