環境省は、中国の鳥インフルエンザA(H7N9)の野鳥での検出を受けての野鳥の追加調査の結果を公表した。この調査は、平成25年4月16日、江蘇省南京市で捕獲された野生のハトから、鳥インフルエンザA(H7N9)のウイルスが検出されたことを受け実施されたもの。4月下旬から5月下旬にかけて、シギ・チドリ類が飛来する干潟、サギ類の集団繁殖地等、合計7箇所で、生体捕獲によりスワブ(229検体)、サギ類は糞便(109検体)の合計338検体を採取。検体採取後、国立環境研究所において、遺伝子検査を行った結果、鳥インフルエンザウイルスは確認されなかった。同省では今後も、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供していくという。