国土交通省は、平成26年度木造建築技術先導事業の採択プロジェクトを決定したと発表した。同事業は、再生産可能な循環資源である木材を大量に使用する建築物の整備によって低炭素社会の実現に貢献するため、先導的な設計・施工技術を導入する大規模木造建築物の建設に対し、その費用の一部を補助するもの。今回、平成26年4月18日から5月26日までの間にプロジェクトを公募したところ、7件の応募提案があり、学識経験者で構成される「木造建築技術先導事業評価委員会」の評価を経て、以下の3件が採択された。1)(仮称)特別養護老人ホーム第二足立新生苑(東京都足立区、提案者:(福)聖風会)、2)混構造(RC造+木質系組立構造)による5階建て共同住宅プロジェクト(山梨県北杜市長坂町、提案者:山梨住宅工業(株))、3)京都の地域産木材による京都木材会館プロジェクト(京都府京都市中京区、提案者:京都木材協同組合)。なお、平成26年9月上旬頃より今年度第2回募集を行う予定という。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | 低炭素社会 | 国土交通省 | 建築物 | 木材 | 内装 | 木造 | 循環資源 | 外装 | 木質化 |
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