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 環境省、「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について」(第十二次答申)を公表

発表日:2015.02.05


  環境省は、中央環境審議会大気・騒音振動部会が答申した「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について」(第十二次答申)を公表した。今回の答申の概要は以下の通り。1)乗用車等における排出ガス試験方法の国際調和等:乗用車等の排出ガス試験サイクルを、現行の排出ガス試験サイクル(JC08モード)から世界統一試験サイクルWLTCに変更する。次期排出ガス許容限度目標値について、現行規制と同等またはそれ以上の排出ガスレベルを確保する値を設定。2)ディーゼル重量車におけるブローバイガス対策の国際調和:世界統一基準WHDC-gtrと同様に、過給機を備えた車両については、排気管排出ガスにブローバイガスを加算した測定値が規制値以下になることを条件にブローバイガスの大気解放を許容する。同省では今後、今回の答申を踏まえ、法令整備等の所要の手続き等を進めるという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 大気環境
キーワード 環境省 | 自動車排出ガス | ディーゼル | 規制 | 中央環境審議会 | 過給機 | JC08モード | 重量車 | WLTC | ブローバイガス
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