川崎重工業(株)は、滋賀県草津市から、「草津市立クリーンセンター更新整備工事」を受注したと発表した。今回受注した施設は、ごみ焼却施設が127t/日(63.5t/24h×2炉)、リサイクル施設が13.6t/5日の処理能力を有するもの。ごみ焼却施設は、同社独自の並行流焼却炉をベースとしたストーカを採用し、ろ過式集じん器(バグフィルタ)や排ガス再循環システムなど、高度な排ガス処理システムを設置することにより、環境負荷を低減する。また、焼却炉に高温高圧ボイラと抽気復水式蒸気タービンを組み合わせて高効率発電(最大発電量2,900kW)を行い、施設内の消費電力を賄うとともに余剰電力を売電する。一方、リサイクル施設では、粗大ごみと資源ごみを受け入れ、破砕した後、鉄やアルミ、可燃物に分別。分別された鉄やアルミなどは原料として再資源化され、可燃物はごみ焼却施設で処理されるという。なお、完工予定は、平成30年3月15日である。
情報源 |
川崎重工業(株) プレスリリース
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機関 | 川崎重工業(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル 大気環境 |
キーワード | 環境負荷 | リサイクル | 川崎重工業 | ごみ処理 | 排ガス | 草津市 |
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