環境省は、環境測定分析統一精度管理調査に関する平成26年度調査結果を公表した。同調査は、環境測定分析の信頼性の確保及び精度の向上を図る観点から、分析機関の測定分析能力の資質向上を目指して、昭和50年度から毎年度実施しているもの。今回、1)基本精度管理調査:模擬水質試料におけるCOD、全窒素、全燐、TOC及びpH、2)高等精度管理調査:模擬水質試料がノニルフェノール、4-t-オクチルフェノール、LAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩)、大気試料が揮発性有機化合物、を調査項目として実施。その結果、地方公共団体129機関、民間380機関から回答があり、全体的に良好もしくは相応な精度の結果となった。1)は良好な結果であった。2)の水質試料も概ね良好な結果で、大気試料の揮発性有機化合物についても、概ね良好な結果となったという。なお、今回の調査結果の説明会が平成27年7月に開催予定で、参加希望者を募集している(募集期間:平成27年6月5日~7月3日必着)。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 環境測定分析統一精度管理調査 |
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | 大気 | 水質 | 揮発性有機化合物 | 環境測定 | 精度管理 | COD | ノニルフェノール | LAS |
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