環境省は、(公財)地球環境センターが、平成27年度途上国向け低炭素技術イノベーション創出事業の2次公募を開始したと発表した(募集期間:平成27年8月17日~9月7日正午必着)。同事業は、途上国におけるエネルギー起源二酸化炭素(CO2)排出抑制のため、途上国の特性を踏まえた普及可能性の高い低炭素技術の開発(リノベーション)及び実証を行う民間団体等に対し、当該費用の一部を補助するもの。補助対象要件は、1)対象とする低炭素技術の普及を図る国が、二国間クレジット制度に係る二国間文書の署名を行った国及び今年度中に署名が見込まれる国(モンゴル等16カ国)、及び今後当該二国間文書の署名を行う可能性が高い国であること、2)対象とする低炭素技術が、エネルギー起源CO2の排出を削減するもの等の要件を全て満たすもの、3)低炭素技術のリノベーション等を行う場所は日本国内、4)平成29年度末までに完了できる計画、となっている。