環境省は、一般社団法人海外環境協力センターが、平成26年度途上国向け低炭素技術イノベーション創出事業の第3次公募を開始したと発表した(募集期間:平成26年9月10日~10月20日正午)。同事業は、途上国におけるエネルギー起源二酸化炭素(CO2)排出抑制のために行う、途上国向け低炭素技術のリノベーション・実証事業の実施を支援することにより、途上国向け低炭素技術の開発及び普及を促進し、もって地球環境保全に資することを目的とするもの。補助対象要件は、1)対象とする低炭素技術の普及を図る国が、二国間クレジット制度に係る二国間文書の署名を行った国(モンゴル等12カ国)、及び今後当該二国間文書の署名を行う可能性が高い国(東南アジア地域又は南アジア地域の途上国)であること、2)対象とする低炭素技術が、エネルギー起源二酸化炭素の排出削減に寄与する技術であること等の要件を全て満たすもの、3)低炭素技術のリノベーション等を行う場所は日本国内、4)3年以内に完了できる計画、となっている。