環境省は、平成27年度環境技術実証事業ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)について、実証機関である「一般財団法人建材試験センター」が、実証対象技術7件を選定したと発表した。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、技術の普及を目指すもの。今回、実証対象技術として、1)窓用日射遮蔽フィルム4件、2)複層ガラス1件、3)新規技術(指向性反射技術、屋上換気技術)2件、の計7件が選定された。今後、実証試験計画に沿って、実証試験を年度末まで順次実施し、実証試験結果報告書をとりまとめて公表する予定という。