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 国交省、下水汚泥焼却廃熱を高効率に活用する発電技術の導入ガイドラインを策定

発表日:2015.12.07


  国土交通省国土技術政策総合研究所は、下水汚泥焼却廃熱を高効率に活用する発電技術の導入ガイドラインを策定したと発表した。同省では、下水道における新技術の研究開発及び実用化及び国内外への普及展開を推進するため、下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)を実施している。今回、平成25年度より実規模プラントで実証してきた下水汚泥を焼却する際に発生する廃熱を活用して発電を行う技術として、以下の2技術を実用化した。1)下水道バイオマスからの電力創造システム技術、2)脱水・燃焼・発電を全体最適化した革新的下水汚泥エネルギー転換システム技術。実証の結果、従来技術との比較では、1)ではエネルギー消費量を113%低減させ、2)ではエネルギー消費量を77%低減できることが明らかになった。今後、導入ガイドラインの策定を契機として、エネルギー多消費型の汚泥処理システムから脱却し、エネルギー創出プラントへの転換が進むことが期待されるという。

情報源 国土交通省国土技術政策総合研究所 記者発表資料(PDF)
機関 国土交通省 国土交通省国土技術政策総合研究所
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
水・土壌環境
キーワード バイオマス | 国土交通省 | 下水道 | 実証 | ガイドライン | 下水汚泥 | 廃熱 | 国土技術政策総合研究所 | B-DASH
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