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 環境省、第47回ガンカモ類の生息調査結果の暫定値を公表

発表日:2016.03.31


  環境省は、平成27年度(第47回)ガンカモ類の生息調査結果の暫定値を公表した。同調査は、日本国内に渡来するガンカモ類の冬期の生息状況を把握するため、昭和45年から各都道府県の協力を得ながら実施しているもの。第47回目となる平成27年度は、平成28年1月10日を中心に、前年度とほぼ同数の全国約9千地点の湖沼等において、約4千人の協力を得て調査が実施された。各調査地点に調査員を配置し、双眼鏡等を使用した目視により、ガンカモ類の個体数を種ごとにカウントする方法を用いている。今回、その結果を暫定値として取りまとめたところ、全国において、ハクチョウ類約6万8千羽、ガン類約18万9千羽、カモ類約169万3千羽が観察されており、前年度に比べるとハクチョウ類は約11%減少、カモ類は約5%増加した。ガン類は昨年に比べ約11%減少したが、過去10年間で観察数は1.5倍に増えており、長期的には増加傾向にあると考えられるという。

情報源 環境省 報道発表資料
環境省 ガンカモ類の生息調査の成果物の提供ページ
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 渡り鳥 | 環境省 | 湖沼 | ガン | カモ | 生息調査 | ガンカモ類 | ハクチョウ
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