横浜市は、同市で行う水・緑環境施策の方向性・考え方を示した「横浜市水と緑の基本計画」を改定したと発表した。これは、平成18年の策定からおよそ10年が経過したことから、これまでの取組の振り返りや社会状況の変化などを考慮し、計画内容を一部改定したもの。市民生活の視点から市民・事業者・行政で共有する目標像として「多様なライフスタイルを実現できる水・緑豊かな都市環境」が追加された。また、これまでの取組の成果と課題、社会状況の変化等を踏まえて、1)水と緑を活用した健康づくりの取組の推進、2)保全された斜面緑地の安全対策、3)保全・創出した水・緑環境の維持管理の推進、計画的なマネジメントの実施、4)都心臨海部での魅力づくりの充実、を追加・拡充している。なお、目標年次(2025年)、基本指標、施策体系など旧計画の基本的な枠組みや内容は継承している。