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 日立造船、ドイツのバイオガス発電プラントの改造工事を受注

発表日:2016.10.11


  日立造船(株)は、スイスの子会社HZIが設立したHZIBMが、ドイツのバイオガス発電プラント運営会社よりバイオガス発電プラントの改造工事を受注したと発表した。ドイツでは2017年再生可能エネルギー法(EEG)によるバイオガス電力の固定価格買取制度(FIT)が原則的に廃止する方針が決定され、終了後のバイオガス発電プラントの採算性の向上が課題となっている。今回の工事は、ドイツ・メクレンブルク=フォアポンメルン州にあるバイオガス発電プラントをバイオメタン製造プラントへ改造するもの。バイオガスに含まれるCO2を除去し、天然ガスと同等の高純度のバイオメタンを製造し(生産能力1000Nm3/時間)、既存の天然ガス配管網へ供給する。供給するバイオメタンは電力供給に代わる収益源となり、採算性の向上につながるという。なお、完成は、2017年8月の予定。

情報源 日立造船(株) ニュースリリース
機関 日立造船(株)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | ドイツ | 日立造船 | バイオガス発電 | 製造 | バイオメタン
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