環境省は、東京都で回収された野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出されたと発表した。今回報告されたのは、東京都足立区で回収されたオナガガモ1羽の死亡個体(平成29年2月3日)について、確定検査を北海道大学において実施したところ、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されたもの。2月15日時点での野鳥等における確定検査の確認件数(飼育鳥類、糞便、水検体含む)は、21都道府県212件となった。なお、同省では、2月7日、回収地点の周辺10km圏内(埼玉県・千葉県を含む)を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化している。