環境省は、京都府向日市において、特定外来生物のヒアリ(Solenopsis invicta)が確認されたと発表した。これは、中国・海口港から積み出され、中国・香港港を経た後、平成29年10月3日に大阪港で陸揚げされ、陸路にて京都府向日市の事業者敷地に運ばれたコンテナ(1個)内部より、同月12日に発見されたもの。発見された個体(女王アリ2個体、卵・さなぎを含む約2000個体)は、すでに全て殺虫処分しており、確認地点周辺にはベイト剤(殺虫餌)及びトラップが設置されている。また、現時点では陸揚げした大阪港、当該コンテナの運搬車両等から新たなアリの発見情報はなく、ヒアリが大阪港及び京都府向日市のヒアリ発見地点周辺に定着・繁殖している可能性は低いと考えられるという。なお、6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は10月14日現在で12都府県・22事例となった。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 ヒアリに関する諸情報について 京都府 報道発表資料(PDF:306KB) 京都府 特定外来生物「ヒアリ」等について 向日市 向日市内におけるヒアリの確認について |
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機関 | 環境省 京都府 向日市 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 京都府 | 外来生物法 | 特定外来生物 | 大阪港 | ヒアリ | 向日市 |
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