環境省は、令和元年7月3日に、大阪府泉佐野市内で発見されたアリについて、専門家による同定の結果、7月5日に特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)と確認したと発表した。当該ヒアリは、イタリアのトリエステ港を出港し、中国の蛇口港を経由後、大阪港で陸揚げされ、陸路で泉佐野市の事業者敷地に搬入されたコンテナ内において発見されたもの。大阪港の作業員が近畿地方環境事務所に、同地方環境事務所から事業者及び泉佐野市に事態を連絡している。確認された個体については、既に全て殺虫処理し、確認地点周辺では殺虫餌(ベイト剤)及び粘着トラップを設置するとともに、経由地周辺でも確認調査を実施している。平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和元年7月5日現在で14都道府県、計40事例である。同地方環境事務所は、事業者及び泉佐野市等に対して点検等の適宜実施と調査協力を依頼しているという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 特定外来生物 | 大阪港 | ヒアリ | 粘着トラップ | ベイト剤 | 近畿地方環境事務所 | 蛇口港 | 泉佐野市 | トリエステ港 |
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