環境省は、農用地土壌汚染防止法(農用地の土壌の汚染防止等に関する法律)に基づく対策地域の指定、常時監視及び土壌汚染対策事業に関する平成28年度の施行状況を公表した。同省では、農用地土壌汚染防止法に基づき、農林水産省とともに農用地の土壌汚染対策を進めており、平成28年度における結果は以下の通りであった。1)常時監視の結果、農用地土壌汚染対策地域の指定要件基準値以上(玄米中カドミウム濃度0.4mg/kg)のカドミウムを2地域で検出。2)新たに農用地土壌汚染対策地域に指定された地域及び解除された地域はなし。3)秋田県館花、八木、福島・北原、亀田第2地域の4地域で、農用地土壌汚染対策計画が変更された。4)平成28年度末の対策事業等完了面積は7,055haで、指定要件基準値以上の特定有害物質が検出された、または検出されるおそれが著しい地域(基準値以上検出等地域)の92.9%で対策事業等を完了した。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 土壌汚染 | 環境省 | 農林水産省 | 有害物質 | カドミウム | 常時監視 | 農用地 |
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