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 環境省、平成30年度農用地土壌汚染防止法の施行状況を公表

発表日:2019.12.24


  環境省は、農用地土壌汚染防止法(農用地の土壌の汚染防止等に関する法律)に基づく対策地域の指定、常時監視及び土壌汚染対策事業に関する平成30年度の施行状況を公表した。同省では、農用地土壌汚染防止法に基づき、農林水産省とともに農用地の土壌汚染対策を進めており、平成30年度における結果は以下の通りであった。1)常時監視の結果、農用地土壌汚染対策地域の指定要件基準値以上(玄米中カドミウム濃度0.4mg/kg)のカドミウムを3地域で検出。2)新たに農用地土壌汚染対策地域に指定された地域はなく、2地域が部分解除された。3)群馬県碓氷川流域地域で、農用地土壌汚染対策計画が変更された。4)平成30年度末の対策事業等完了面積は7,111haで、指定要件基準値以上の特定有害物質が検出された、または検出されるおそれが著しい地域(基準値以上検出等地域)の93.7%で対策事業等を完了した。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 水・土壌環境
キーワード 土壌汚染 | 環境省 | 農林水産省 | 有害物質 | カドミウム | 常時監視 | 農用地
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