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 環境省、平成20年度農用地土壌汚染防止法の施行状況を公表

発表日:2010.09.30


  環境省は、農用地土壌汚染防止法(農用地の土壌の汚染防止等に関する法律)に基づく対策地域の指定、常時監視及び土壌汚染対策事業に関する平成20年度の施行状況を公表した。同省では、農用地土壌汚染防止法に基づき、農林水産省とともに農用地の土壌汚染対策を進めており、平成20年度における結果は以下の通りであった。1)常時監視の結果、砒(ひ)素について農用地土壌汚染対策地域の指定要件基準値以上(土壌中砒素濃度15mg/kg)の汚染が、1地域で検出。2)新たに農用地土壌汚染対策地域に指定された地域はなし。3)新たに指定解除された地域はなし。4)農用地土壌汚染対策計画は、新たに2地域(秋田県鹿角北部・南部地域)、追加で1地域(福岡県大牟田地域)が策定。5)平成20年度末の対策事業等完了面積は6,597haで、基準値以上の特定有害物質が検出された、または検出されるおそれが著しい地域(基準値以上検出等地域)の88.1%で対策事業等を完了。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 水・土壌環境
キーワード 土壌汚染 | 環境省 | 農林水産省 | 有害物質 | 福岡県 | 砒素 | 常時監視 | 秋田県 | 農用地
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