環境省は、農用地土壌汚染防止法(農用地の土壌の汚染防止等に関する法律)に基づく対策地域の指定、常時監視及び土壌汚染対策事業に関する平成22年度の施行状況を公表した。同省では、農用地土壌汚染防止法に基づき、農林水産省とともに農用地の土壌汚染対策を進めており、平成22年度における結果は以下の通りであった。1)常時監視の結果、農用地土壌汚染対策地域の指定要件基準値以上(玄米中カドミウム濃度0.4mg/kg)のカドミウムを6地域で検出。2)新たに農用地土壌汚染対策地域に指定された地域はなし。3)新たに農用地土壌汚染対策地域が解除された地域はなし。4)新たに農用地土壌汚染対策計画が策定された地域はなし。5)平成22年度末の対策事業等完了面積は6,651haで、基準値以上の特定有害物質が検出された、または検出されるおそれが著しい地域(基準値以上検出等地域)の87.8%で対策事業等を完了した。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 土壌汚染 | 環境省 | 農林水産省 | 有害物質 | カドミウム | 常時監視 | 農用地 |
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