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 JAXA、気候変動観測衛星「しきさい」等の打上げに成功

発表日:2017.12.23


  宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(株)は、平成29年12月23日に、気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)および超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)を搭載したH-IIAロケット37号機の打上げに成功したと発表した。「しきさい」(GCOM-C)は、19種類の様々な色(波長)を観測することができるセンサ「多波長光学放射計(SGLI)」により、地球環境の今を把握し、気候変動メカニズムの解明を目指す。「つばめ」(SLATS)は、高効率イオンエンジンにより、超低高度での継続飛行を実現して、将来の超低高度衛星の開発や利用に向けた技術実証を行う。今後、初期機能確認運用期間へ移行し、「しきさい」「つばめ」共に約3か月間をかけ衛星搭載機器の機能確認等を実施する予定という。なお、取得した画像データは、JAXAウェブサイト内の特設サイトにて公開される。

情報源 宇宙航空研究開発機構(JAXA) プレスリリース(H-IIAロケット37号機打上げ結果)
宇宙航空研究開発機構(JAXA) プレスリリース(クリティカル運用期間の終了について)
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 地球観測衛星特設サイト
三菱重工業(株) 重要なお知らせ
三菱重工業(株) MHI打上げ輸送サービス
機関 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 三菱重工業(株)
分野 地球環境
キーワード 人工衛星 | 気候変動 | 三菱重工業 | 宇宙航空研究開発機構 | JAXA | H-IIAロケット | GCOM-C | SLATS | しきさい | つばめ
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