（独）新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）は、「地球温暖化対策のための革新的製鉄プロセスにおける技術課題に関する調査」に係る委託先として、（株）日鉄技術情報センター及び新日鉄エンジニアリング（株）による共同申請1件を採択した。この調査では、国内のCO2排出量の14%を占める鉄鋼業界における地球温暖化対策を進めるため、製鉄プロセスの中で最もCO2発生量の多い高炉を中心に、CO2排出量の削減技術に関する調査を行う。具体的には、CO2発生量の多いコークスに替わる還元材の利用技術等に関する調査・検討や、コークス削減による高炉への影響調査、スクラップ利用によるCO2排出削減効果の検討、二酸化炭素分離回収（CCS）技術の適合性調査等を行う。