外務省は、平成30年7月18日、マーシャル諸島共和国の外務貿易大臣と駐マーシャル大使との間で、2億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われたと発表した。同国は、国土が極めて狭小な環礁で構成されており、国民が居住する島々の大部分が広大な海域に散在している。小規模な農業と漁業のほか主だった産業はなく、排他的経済水域において操業する漁船からの入漁料等が重要な財源となっている。一方、入漁する漁船からの不法な廃油等の排出が顕在化しており、海洋汚染に伴う漁業資源への影響が深刻な問題となっており、ココナツの葉を活用した油の拡散防止や、月に3~4回程度の油除去作業などが行われている。今回の支援は、主にココナツの葉の代わりとなるオイルフェンス等の機材を供与するもので、油類の効率的な除去を通じて、同国における海洋環境保全の促進が期待できるという。
情報源 |
外務省 報道発表
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機関 | 外務省 |
分野 |
水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 外務省 | 無償資金協力 | オイルフェンス | 書簡 | マーシャル諸島共和国 | 経済社会開発計画 | 交換 | ココナツの葉 | 海洋環境保全 |
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