川崎市は、2017年度の大気環境及び水環境に関する調査結果を公表した。同市では、大気汚染防止法、水質汚濁防止法、ダイオキシン類対策特別措置法等に基づき、大気環境及び水環境の状況等に関する調査を実施している。2017年度の測定結果は以下のとおり。1)大気環境の状況:微小粒子状物質(PM2.5)は全測定局で環境基準を達成した。環境中濃度は減少傾向にあり、2013年度と比較すると、一般環境大気測定局で約18%、自動車排出ガス測定局で約22%減少している。二酸化窒素も全測定局で環境基準を達成した。光化学オキシダント(Ox)は、全局で環境基準を達成しなかった。2)水環境の状況:河川の代表的な汚濁指標である生物化学的酸素要求量(BOD)は、全地点(11地点)で環境基準を達成した。海域の代表的な汚濁指標である化学的酸素要求量(COD)は、12地点中3地点で環境基準を達成しなかった。東京湾は閉鎖性水域であることから、改善が難しい状況が続いているという。
情報源 |
川崎市 報道発表資料
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機関 | 川崎市 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 大気環境 | 東京湾 | 閉鎖性水域 | 川崎市 | 水環境 | 大気汚染防止法 | 水質汚濁防止法 | ダイオキシン類対策特別措置法 |
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