環境省は、青森県西津軽郡鰺ヶ沢町で実施予定の「(仮称)大高山風力発電事業((株)石油輸送リース森山)」に係る環境影響評価手続きの進捗状況を公表した。同事業は、最大で総出力76,000 kWの風力発電所を設置しようとするもので、環境影響評価については、「配慮書」の手続(平成28年9月~11月)、「方法書」の手続き(平成29年3月~8月)を経て、平成30年4月26日から5月25日まで「準備書」の縦覧が行われ、知事意見が提出されている。今回、経済産業大臣に対して、1)供用後に事後調査を適切に実施し、クマタカ等の重要な鳥類への重大な影響が認められた場合には、追加的な環境保全措置を講ずること、2)低騒音型の風力発電設備の採用及び稼働調整又は稼働停止等の環境保全措置を検討し、必要に応じて実施すること。また、近隣住民の生活環境への影響について環境監視を実施し、影響が懸念される場合には、追加的な環境保全措置を講ずること等を求める、環境大臣意見を平成30年10月18日に提出したという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 環境影響評価法に基づく手続中の環境アセスメント事例 |
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機関 | 環境省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 環境省 | 環境影響評価 | 風力発電所 | 環境監視 | 青森県 | 石油輸送リース森山 | 鰺ヶ沢町 | 大高山風力発電事業 | 低騒音型の風力発電設備 | 近隣住民の生活環境 |
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