環境省は、東京港青海ふ頭(東京都江東区)において特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)の確認状況を発表した。同省では、国土交通省の協力のもと、特定外来生物ヒアリが生息する国と地域からの定期コンテナ航路を有する全国の港湾における調査を平成29年度から実施している。令和元年度は全国の65港湾において6月より順次実施し、同港での調査において、同年9月10日に確認されたアリ約20個体について、専門家による同定の結果、同日、ヒアリと確認された。舗装の隙間から土中への出入りが確認されたことから、同年9月12日に詳細な調査を実施し、殺虫処理を行うとともに、確認地点周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置した。平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和元年9月12日現在で14都道府県、計44事例である。同省は、引き続き、発見場所において目視及びトラップの設置による調査を東京都と協力して実施するとともに、周辺の確認調査を実施する予定という。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 国土交通省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 国土交通省 | 特定外来生物 | ヒアリ | 東京港 | 殺虫処理 | 粘着トラップ | ベイト剤 | 定期コンテナ航路 | Solenopsis invicta |
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