環境省は、四日市港(三重県四日市市)において特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)の確認状況を発表した。同省では、国土交通省の協力のもと、特定外来生物ヒアリが生息する国と地域からの定期コンテナ航路を有する全国の港湾における調査を平成29年度から実施している。令和元年度は全国の65港湾において6月より順次実施した定期的な調査に加え、東京港青海ふ頭での多数の女王アリの発見を踏まえ、全国の54港湾における追加調査を11月12日より実施している。今回、同港での調査において、11月21日に調査事業者がコンテナヤードの舗装面にヒアリと疑わしいアリ約20個体を目視で確認し、専門家による同定の結果、11月25日にヒアリと確認された。平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和元年11月25日現在で15都道府県、計46事例である。確認箇所周辺に殺虫剤(ベイト剤)を設置するとともに現地を再確認したが、新たに疑わしいアリは見つかっていないという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 国土交通省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 国土交通省 | 殺虫剤 | 特定外来生物 | 三重県 | ヒアリ | ベイト剤 | Solenopsis invicta | コンテナヤード | 四日市港 |
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