環境省は、東京港青海ふ頭におけるヒアリ(学名:Solenopsis invicta)の確認状況を発表した。ヒアリは2017年に国内ではじめて発見され、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されている。攻撃性が強く、刺された場合は激しい痛みを伴う。令和3年8月13日に、同省が東京港青海ふ頭で継続的に実施している調査において、調査事業者がコンテナヤードの舗装面でヒアリと疑わしいアリ200個体及び舗装の継ぎ目への出入りが確認された。同日、調査事業者が追加調査を実施するとともに、確認箇所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置した。8月16日には、専門家がこのアリについてヒアリであると同定した。これまでのヒアリの確認事例は令和3年8月18日現在で16都道府県、計73事例である。同省は、引き続き、発見場所において目視及びトラップの設置による調査及び殺虫餌による防除を、東京都等と協力して実施するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 東京都 | 特定外来生物 | ヒアリ | 東京港 | ベイト剤 | 殺虫餌 | 青海ふ頭 |
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